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液晶テレビのパネル駆動方式がどれが良いの?TN・VA・IPS何が違う?

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こんにちは! Shioです(*・`ω´・)ゞ

液晶テレビを比較する際に、大事なポイントの1つとしてパネルの駆動方式というのがあります。

メーカーの仕様表などに記載されている事が多いですが、それぞれの違いなどが分からずに、どれが良いのか、悪いのか。。。悩まれる方も多いのではと思い、パネルの駆動方式の違いについて調査しました(´・Д・)」

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液晶パネルの機能・役割

そもそも液晶パネルの役割って何?という方に、簡単に説明すると液晶テレビのバックライトから受けた光源をパネルを透過させる事によって、私たちが様々な色合いを持った映像をテレビで楽しむ事ができます。

更に詳しく説明すると、偏光だけを通過させたり、電圧を変化させて液晶配向を変化させたり、電界を作ったり・・・。
ふむ。なるほど。

液晶パネルの特徴・機能について、詳細を知りたい方は、こちらでご確認頂けますw

⇒液晶ディスプレイの機能や役割について

参照先:「液晶ディスプレイ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より

液晶テレビを購入する際に良く目にする、性能として重要になってくるのはこの液晶パネルの駆動方式です。
パネルの駆動方式によって、画質や視野角などが変わってきます。

液晶パネル駆動方式種類

現時点で、発売されている液晶テレビに使われている液晶パネルは代表的な物が3種類あります。それぞれ、どのような特徴があるか1つずつご紹介していきます。

TN方式

TN方式と呼ばれているタイプのメリットは、低消費電力での駆動が可能であり省エネ性に優れ、値段も安いなどが挙げられます。また、応答速度が速いので、動きの激しい映像やゲームなどに特におすすめとなっています。

デメリットとしては、視野角が狭いという所です。上下左右から視聴した際に、黒みがかった色合いになってしまったりするので、あまり大画面には向かず、小型テレビやパソコンの液晶モニターに使われる事が多くなっています。

VA方式

次に紹介するのがVA方式です。VAパネルで良く言われているのが高コントラストを実現でき、特に黒を表現するのが得意で明暗が付いたクッキリとした綺麗な映像を楽しむ事ができます。

デメリットについては、特に目立って悪いという所がなく、無難といった所でしょうか。但し、TN方式よりは優れている視野角についても、次に紹介するパネル駆動方式より劣っている為、視野角をデメリットとして考える方も多いです。

IPS方式

最近では人気が高くなっているIPS方式のメリットは、どの駆動方式よりも優れている広視野角が最大の魅力です。リビングなどでご家族が多いご家庭で、どうしても斜めからの視聴になった場合でも色合いを損ないにくいのが特徴です。

デメリットとして挙げられるのは、パネルの性質上、基本的には応答速度が遅くなってしまう所です。また、現在は応答速度に対応する為に最新技術を使用していたりなどデメリットを無くしつつあるが、その分価格が高くなってしまう傾向があります。

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まとめ

上記、パネル駆動方式の違いを表にまとめた結果が次のようになります。

旧駆動方式比較表

この結果は、一般的に言われている少し過去のデータになりつつあり、個人的に調査した結果、次の表が現在の液晶テレビの状況ではないかと思っています。

新駆動方式比較表

現在の主流はほとんどが、VA方式かIPS方式となっており、どちらもデメリット部分がかなり改善されている為、高級テレビになればなるほど駆動方式による性能差は縮まり、どちらも価格が高くなっています。

但し、実際に差は0では無いので、個人的には、ご家族が多かったり寝ころびながらテレビを見るなど、角度を付けて視聴する機会が多い方はIPS方式がおすすめで、真正面からじっくりと映画などを高画質で楽しみたいといった方にはVA方式がおすすめとなっています。

駆動方式の確認方法については、メーカー仕様やカタログなどで確認する事ができます。
記載が無い場合は、機能性などを確認した際に、広視野角をアピールしていない場合はVA方式となっている事が多く、逆に広視野角を謳っているテレビについてはIPS方式を採用している可能性が高くなっています。




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